■ PR的発想
伝わり方のゴールをイメージしてシナリオをつくるPR的発想は、個人の生存戦略にも活かせる
■ 知られていないものは、存在しないのと同じ
“いいものはいつか知られる”は幻想。「ものづくり」以上に「ことづくり」を意識した企業が生き残る
■ “たのしいさわぎ”をおこす
たのしいこと、わかりやすいことは、世の中に伝わりやすい
■ さわぎの共犯者をつくる
メディアも含め、取り組みに前のめりになってくれる人をいかにつくるかが、情報拡散のカギ
■ パルチザンは、コミュニケーション戦略のタスクフォース集団
ミッションを共有し、プロジェクトに応じたスペシャリストをチーム化
■ アイディアを出す人より、OK出す人の方が尊い
「あのプラン、俺考えた」と言う人は、覚悟を持って決断した人がいてこそ実現したのを忘れがち
■ イノベーターより、傍にいるフォローワーの方が貴重
チェンジメーカーには、理解し、支え、社会との通訳になるキーマンの存在が不可欠
■ 状況は逆手にとれないか考える
一日一往復だけのローカル線のある街が、“日本一終電の早い駅”とPRして観光客を集めた
■ 「そうもいってられないんですよね」を疑う
賞味期限の切れたルールや慣習のマインドコントロールからの解放が、チャレンジへの第一歩
■ “伝える”を“伝わる”に変える仕事
人は自分の損得に関係ない他人がやることに振り向かないことを、いざ伝える側になると忘れがち
■ ステイ・アット・シャドウ
舞台に立つより、舞台袖の特等席からニヤニヤ眺めるのが好きな人は、この仕事に向いている
■ ブランディングはトップダウンだけでも、ボトムアップだけでもだめ
最高責任者の関与は不可欠だが、そのプロセスで、現場と共創がなければ機能しない
■クライアントとフラットなチームをつくり、協働する
PRではクライアントと知恵を出し合い、時に共に踊るくらいでなければ、振り向いてもらえない
■ 「正しい」を「美しい」に言い換えてみる
「正しい」のせめぎ合いの先には争いしかないが、「美しい」は共生できる
■ 取り組みや、メッセージに社会的価値はあるか
「伝えたくなる内容」かを熟考する。自分のメリットや承認欲求だけの人が相手にされないのと同じ
■ 残念ながら、謝罪に向かないタイプの人がいる
詳しくは、謝罪会見の打ち合わせの席にて
■ 漠然とした企業の輪郭を明確にする
トップや社員の頭に漠然と存在したイメージが、言語化できただけで、飛躍的に変わる会社がある
■ 大きな座標に自分たちを当てはめ、見つめ直してみる
第三者の視点で俯瞰することで見えてくるものがある
■ 「言ったもん勝ち」は「いい続ける」ことで実現する
詳しくは、打ち合わせの席にて
■ 社会問題は、深刻な順番ではなく、知られた順番に解決が始まっていく
寄付の集まる紛争地、支援が集まらない避難所はなぜうまれるのか
■ 「選ばれる理由」をつくる
ブランディングとは「選ばれる理由づくり」 そして「選ばれている理由」を突き詰めること